【ワークショップの様子】第6回ホリスティック医学ゼミ


【ワークショップの様子】
6月21日(金) に第6回ホリスティック医学ゼミが行われました。

開催場所:ヨヨギラウンジ  
講師:降矢英成(NPO法人日本ホリスティック医学協会副会長) 

今回のゼミは、
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?副交感神経が人生の質を高める』 小林弘幸著
を題材に行われました。

前回、前々回とセロトニンについて学んだ時に出てきた「自律神経」をさらに詳しく学んで行きました。

最近では、よく聞く「自律神経」
少し学んだ事がある方であれば、交感神経と副交感神経という言葉も知っていると思います。
この二つの神経のバランスが、大事だという話からゼミは始まりました。

体がもっともよい状態、
病気になりやすい状態
うつ傾向の状態
疲れやすく、やる気も起きない状態

この4つの状態で、
交感神経、副交感神経の二つの自律神経のバランスがどのようになっているのかという説明を受け、受講生の方々もなるほどという顔をされていました。
(正確に言うと、シーソーのような関係ではないそうです。)
いろいろな質問や意見が飛び交い、降矢先生ならではの回答を受けて、さらに理解を
深めていただけたようです。

さらには自律神経のバランスが崩れると
更年期障害が出たり、免疫が低下したり、糖尿病や高血圧の原因になったりと
さまざまな体の不調へとつながっていくことや、
本来は、丸くてきれいな形の赤血球が変形したり、くっついてしまったりと言った
「血液の質」の低下などの話もあり、
受講生のみなさんもご自身の経験や体験なども踏まえていろいろと考える所が
あったようでした。

自律神経は、生命活動の維持という点で脳と同じくらい大きな役割の担っているんですね。

季節によっても交感神経、副交感神経の優位性は変わったりするようですが、
副交感神経は交感神経と違い、加齢によって急降下してしまう時期があったりなど
変化を受けやすく、自律神経のバランスを整えるのには副交感神経が大きく関与するようです。

副交感神経の働きの高め方のお話では、
心の余裕や早起き、睡眠やお酒の飲み方など、生活習慣の中で出来るコツの
ようなものから、運動の仕方、呼吸の大切さなどがあげられました。
中でも「食後に眠くならない食べ方」、「食事を抜いてもダイエットに成功しない理由」
などの話はとても興味深いものでした。

交感神経と副交感神経のバランスの理想は、1対1だそうです。
(若干の差として1対1.5までの範囲)

次回、第7回ホリスティック医学ゼミは、自律神経を特殊な測定器を用いて
実際に測り、それについてディスカッションしていきます。
自分の自律神経がどういう状態なのか知りたい方は、ぜひご参加ください。

次回は、測定をする関係上、定員15名となります。
7/19(金)19:15~21:15 開催です。
お早目にお申込みください。
http://shop.utlr.me/?pid=60751530

森林療法体験するワークショップも開催
8/24,25(土,日)開催
降矢先生と行く玉原高原、森林療法リトリート+森林ヨガ
http://shop.utlr.me/?pid=60267290