【肩もみ館】肩こりに効くかんたんストレッチ~その③~


オーガニック整体院 肩もみ館をいつもご愛顧いただき、ありがとうございます。

昨日からゴールデンウィークの後半に入りましたね。
外はとても暖かく気持ちの良い日が続いていますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

本日もデスクワークの方が休憩時間やちょっとした合間にできる、肩こりに効くかんたんストレッチをご紹介します。

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<二の腕(上腕二頭筋)、前腕の内側(前腕屈筋群)を伸ばすストレッチ>

二の腕(上腕二頭筋)のストレッチ

①壁の横に立ち、手のひらを壁につけ腕、肩の高さを同じにします。
②手のひら、腕を固定してまま上半身を反対側にねじります。
③二の腕(力こぶができる腕)が気持ちよく感じる程度まで伸ばします。

※ポイント
・呼吸が止まると筋肉が緊張し伸びにくくなります。呼吸が止まらない範囲で伸ばしていきましょう。
・上半身をねじる際、背中が丸まらないように胸を張ってねじってください。

 

前腕の内側(前腕屈筋群)のストレッチ

①画像のように指が下を向くように手のひらを逆手にして壁につけます。
②肘を境にして手に近い部分の筋肉(前腕)が伸びるように上半身ごと壁に体重をかけていきます。
③気持ちよく感じる程度に伸ばします。

※ポイント
さらに効果的に伸ばしていきたい場合は、手のひらの位置を高くしていってください。

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今回ご案内したのは、腕の内側の部分のストレッチです。
四十肩や五十肩、重度の肩こりの方は、大抵腕の筋肉も硬くなっています。

意外に気づいていない方が多いのですが、この部分の筋肉もパソコンのタイピングやクリック操作など指や手首を動かす作業で酷使されています。
使った筋肉を伸ばしてあげないと、筋肉は硬くなり縮む一方です。
縮んだ筋肉は血管を圧迫するため、血流が悪くなり、その状態が長く続くことで様々な症状を引き起こしやすくなります。

代表的な症状としては、「腱鞘炎」が挙げられます。
またこの部分の筋肉が硬く縮んでいると肩こりや四十肩・五十肩、猫背の要因の一つにもなり得ます。

実際、手や指、腕をしっかりほぐすことで肩こりが緩和されることがあります。
人間の身体はつながっているため、ある箇所が固まり機能しなくなると別の箇所がその動きを補助するように働きます。

つまり、手や腕の筋肉が固まりすぎると、その負担が肩や背中にかかるということになります。

肩こりの解消、長時間のデスクワークによる肩周り、背中の筋肉の過度な緊張を防ぐためにも、
ぜひ空いた時間に今回ご紹介したストレッチをお試しください。

金澤