【コラム】苦いものが食べられるようになるワケ


こんばんは。
麴町店 宇都宮です。

そろそろ気の早いスーパーでは、春の山菜が出回り始めていますよね。
中医学では、苦味のあるものは解毒作用があるとされていて、
冬に溜め込んだ諸々を出すのに、うってつけな食材なのです。
我が家(東京都内)の近くでは、毎年フキノトウやタラの芽などがそこら辺で出てきますが、
まだまだ冷たい地面からは、フキノトウが顔を出す気配が感じられません。
自身が居住する旬のものを食べるのがベストなので、関東地方の方々はもう少しでしょうか。

タイトルの「苦いものが食べられるようになるワケ」ですが、
子供が苦いものを食べられないのは苦いものを「毒」と認識しているからだという説があります。
身体に必要なものを欲するという視点から見ると、大人は解毒の必要があるから、苦いものを食べたくなるのかもしれません。
子供は新陳代謝が良いですし、身体も小さいですから毒素も溜まりづらく、さほど解毒の必要がないのかも。
というわけで、大人は春の足音を聞いたらせっせと山菜を食べて、身体から毒素を抜きましょう。
冬眠明けの熊も山菜食べますし。

山菜のことを書いていたら、山菜の天ぷらが食べたくなってきました。
天ぷらは揚げ立てが一番なので、我が家ではお行儀悪く、
夫婦してビール片手に揚げたての山菜の天ぷらを頬張ります。
そのために、ガスコンロの前にスタンバって火傷も恐れず食します。
天ぷら調理の際には、火事にだけは気を付けてくださいね。

そして、山菜で追いつかないデトックスには、私たちオーガニック整体院のセラピストが対応致します。
セラピスト全員、手を温めてお待ちしております。